ふとよぎった想い

毎年、確定申告の時期に申告相談のお当番が3日回ってきます。朝から夕方まで、申告会場にこられた方々の申告書作成のお手伝いをします。例年のことなのですが、昨日、無事3回目のお当番を終了しました。そして、帰途の中でふとよぎった想いがあります。

申告会場には、ご高齢の方から若いママさんまでと様々な年齢層の方がお越しになります。おひとりで来場される方もあれば、ご夫婦でいらっしゃる場合もあります。

そんな中で、70歳代以上のご夫婦の場合は、ご主人側が主導で先頭に立って申告書を作成されることが多いように感じます。あくまでも奥様はフォローのポジションです。

60歳代から50歳代のご夫婦の場合は、お二人で仲良く来場され、あーだこーだと言いながら協力して申告書を作成されることが多いようです。

そして、40歳代から以下のご夫婦の場合は、見事に!!奥様が先頭に立って来場し、申告書作成から税理士への質問まですべて奥様が引き受けておられるパターン。

お手伝いした40歳のご主人と30歳の奥様。前年の医療費控除の申告から、今年の生命保険料控除の追加処理までが必要でした。彼女の質問の仕方も理路整然だし、準備もキチンとしています。ご主人は傍に控えておられるだけ・・・最後に、源泉徴収票の原本提出が必要ですよ、となった時です。しっかり者の奥様は、『 そっかぁぁ。。。原本出さないといけないんですね。 』で、即座に傍らのご主人に 『 コピー取ってきて!!私が後はやっとくから!! 』 と。ご主人は快く引き受け、コピーにダッシュと相成りました。

当たり前の光景なのかもしれません・・・でも、ふとよぎったのは、そこまでバッサリとご主人に言わなくっても・・・、その日限りの私との関わりですが、それでも私はあまり良い印象を受けないわけで・・・。

 『 そんな言い方しなくっても・・・コピーまで取れていたら彼女のスタンスは完璧だったのに・・・ 』 と、そんな想いがよぎりました。西暦2000年を過ぎた今、女性のスタンスが問われる時代になっているように感じます。女性が前に出ることが多くなりました。私自身もついつい自身の意見を前に出してしまう機会が、振り返れば多いように思います。

かつての戦国時代、加賀百万石、毛利の百万石、上杉の百万石、といわれた名武将たちには懐刀といわれた優秀な家老はもちろんのこと、背後で支えた賢い女性たちがあったといいます。決して前に出ることなく、しかし、背後で操っていたのはたくさんの弁えた女性達だったことでしょう。平成の世に、混沌とした世に、女性の在り方が大きく作用するのかもしれません。

小学校時代に名簿の順番がどうして男の子からなの!?と抗議した過去が懐かしい。これでもチョッピリ年齢を経て、賢くならなきゃとシャンとした一日となりました。

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