月別アーカイブ: 11月 2014

権利の熱気球

6年生の道徳教育から。。。

あなたは、以下の10の荷物とともに地上高く漂う気球に乗っています。ところがどうしたことか、だんだん高度が下がってきました。助かるには荷物を捨てるしかありません。

10の荷物とは実は「権利」というものでした。10の権利の中で一番必要のないとあなたが思うものから順番に捨てていってください。そして、これ以上捨てれば生きていけないというものを残してください。baloon2

これを各人でまず考えていきます。10の権利は以下になります。純粋に考えてみてくださいね。。。

 

10の権利

1、きれいな空気を吸う権利baloon3

2、休養できる時間を持つ権利baloon6

3、自由にできるお金をもらう権利

4、毎年、旅行をして休暇を楽しむ権利

5、みんなと異なっていることを認められる権利

6、正直な意見を言い、それを聞いてもらう権利

7、いじめられたり、命令・服従されない権利baloon5

8、私だけの部屋を持つ権利

9、毎日、十分な食べものときれいな空気を得る権利

10、愛し、愛baloon4される権利

 

12歳のこどもたちの意見の多くは、これ以上捨てれば生きていけない物として、十分な食べ物・・・、きれいな空気を・・・、や自由にできるお金・・・、を選びます。

ある意味、平和な日本で育っている象徴なのかもしれません。

でもそれらが十分であっても、命令服従があったり、誰からも愛されなかったり、一つの思想の中でしか生きれないとしたら、生きていけないかもしれませんね・・・。

生きてきた環境や、様々な状況でひとりひとりの考えは違ってきます。

10の権利の中で、愛し愛される権利を選ぶ人と、自由にできるお金をもらう権利を選んだ人は、もしかすると全く意見が違うのかもしれません。でも、単純に対立するのではなく、お互いの意見を受け入れ、そのうえで自身の意見も述べることが大事なのだと。。。、45分間の授業は締めくくられました。

成長途中にある子供に限らず、年を経た大人たちも、その心の成長は様々なんだろうなぁぁぁぁぁ・・・と考えながら道徳の授業参観を後にしました。

育まれた環境、今の環境、教えられたこと、自身で学んだこと、気づかされたこと、自身で気づいてきたこと、すべて個々人で違います。分かり合える努力と、相手を受け入れる度量を、年を重ねるなかで高めていければ・・・と思います。

 

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