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清規と陋規

seiki23年ほど前より【致知】という月刊誌を購読しています。プライベートで購読していたものが、会社より希望すれば支給したげるよ。。。となり、今に至ります。

ただこの半年は、論調が同じだし・・・そろそろ、もっいいっかなぁぁぁ・・・と感じていました。

そんな偉そうなことを言ってはいけませんね!今回の特集では、私が知らない言葉が紹介されていて、思わず唸った次第です。

清規と陋規 (~ せいきとろうきと読みます。)

誌の中で、ウシオ電機会長の牛尾治朗氏が紹介されていました。内容は以下(意訳)になります。

 清規とは、表向きの道徳のことを、陋規(ろうき)とは裏の道徳のことを指します。

表の道徳、喧嘩してはいけない、親孝行しましょう、などのこと。対して、裏の道徳は例えば、喧嘩もただ無軌道にやるでなく、素手で行う、一対一で行う、自分より強いものとやるなど。

この陋規が機能し満ちることにより、社会はうまく機能していきます。

建前やきれいごとだけで世の中はうまく回らない、ということです。kakuteishinkoku2

この陋規(ろうき)が崩れると社会が機能しなくなり、秩序が保たれなくなる。考えてみれば、すごく納得な内容です。

喧嘩をする、人と諍いが起る、仕事でも折々に物議が生じる、ということは日常のことです。これを、 清規と陋規を念頭に進めれば修復不可能なところまで行き着くことは無いように感じます。

kakuteishinkoku

今年も確定申告が無事終了しました。

毎年、確定申告会場のお手伝いに行くのですが、その会場での建前は税理士は電卓を置いたり、申告者の代わりに記入することはできません。

日本は自主申告の国ですから、会場に来られた申告者のみなさんがご自身で記入しなければなりません。

でも、お年を召されておひとりで会場に来られ、ご自身の手でなかなか文字が記入しにくい、電卓が置きにくい方には、代わりに記入しています。それが不公平だとか、対応が一定でないとかいう声もあるのでしょうが、私の考えに基づき対応させていただいてます。

そこには、国のために納税の義務があります、と胸をはっておっしゃる方々を目にすることが多いから。。。、改めて頭が下がる思いになるからです。

こんな陋規はあっていいのだと思います。

転じて、人として正しいことをする、ということを改めて考えたひとときでした。

 

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