【GRIT ~ やりぬく力】

大手書店のおすすめベストセラーが紹介されていたので、読んでみよう!、と探したのが昨年末。きっと地元で一番大きな本屋さんなのに、8冊のうちその場にあったのは、何と4冊きり。。。何ともお粗末な・・・と思いつつ、そこに年明け早々のトランプ大統領登場の話題本も入れて、私なりに感じたこと連ねてみたいと思います。

そのうちの一冊が【GRIT ~ やりぬく力】。GRIT2

見かけた長男は、「 おォ~グリットやん!!」、えっ?そうなん知ってるの!? 先に読んだ次男は、「 お母さん読みやすかったでぇ~」

要は、GRIT~やりぬく力が強いひとが成功する、ということをこの本の作者は検証し実証し指南しています。人は往々にしてラクだから、「あの人は生まれつきの天才だから、あんな才能は誰にもないし、だから成功するのよね」と言っては、努力を怠るものだ。でも実はそうではなくて、どんな困難が生じてもやりきる力のある人が成功している。それは、「やり通すことで鍛えられる」もので、「勤勉さは練習により身に付けられるもの」であって、そして「脳は筋肉のように鍛えられる」、だから誰でもどんな分野でも一流になれるのよ!という、まさにアメリカンドリームを手に入れるためのHowTo本という見方もできる内容です。

なるほどなぁぁぁ。。。と思いつつ、同時に手に取ったのが、田原総一朗氏と長谷川慶太郎氏の【トランプ新大統領誕生で世界はこうなる】。GRIT1トランプ氏が当選した折から、メディアはリベラリズムの終焉からポピュリズムの台頭。。。云々と説明していて、どうもよくわからないので、読んでみました。

そこには、衝撃的なフレーズが次々と出てきます。先に読んだ、アメリカンドリームを手に入れるための<GRIT~やりぬく力>なんて絵空事のようなんです。貧富の差が日本人の私たちの想像できないところまで来ているアメリカで、それでも頑張って夢を実現しよう~ではなくて、自分に欠陥がある、自分の能力不足に帰結してしまう、と長谷川氏は言います。徹底した民主主義が本当に徹底した競争を生みだし、ますます広がる格差のなかで手の打ちようがないときに出てきたのが、トランプ大統領なのだそうです。

だからもう一度、<GRIT~やりぬく力>を信じて・・・なのかもしれません。

【いま、世界の哲学者が考えていること】GRIT3のなかでも、視点を変えて同じことが表現されていました。「資本主義が生む格差は問題か」ということです。どんな格差がよくて、どんな格差が悪いのか?格差是正なのか、貧困救済なのか・・などなど議論は続くわけですが、私は学者ではないので必要かなぁと思うところをつまみ読み。

一つの視点で見渡して考えてみるのも面白いもので、最後にこれで締めくくり。【言葉にできるは武器になる】のなかGRIT4で紹介されていた、法相宗の僧であった高田好胤氏の言葉、「訓練のない個性は、野生に過ぎない」

やっぱり、わたしは訓練で少しでも身に付けて、アメリカンドリームは無理だけど・・・自分のドリームにはあだまだ抗いたいと思います(苦笑)

 

 

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