感慨無量

ひょんなきっかけで小旅行をすることになった。行先は九州。

世界遺産登録でよく目にする、耳にする、ということがあったのかもしれない。行けるならば軍艦島に、行ってみたい・・・。gunkanjima1

良くは知らないままで、何の下調べもしないままで、訪れた。軍艦島はその正式名称を端島ということも現地に訪れるまで知らなかった。。。

予備知識がない分、感度が高かったのか、低かったのかは定かではないが、何とも言えない感慨が残った。

感慨・・・物事に感じてしみじみとした気持になること。身にしみて感ずること。  まさにこの感情を持ったことになる。

長崎の大浦天主堂近くの港から約17キロメートルも先の外海に、それは忽然と現れる。幅500メートルもない島に、かつては5000人の暮らしがあった。gunkanjima4

栄枯盛衰は世の常なのかもしれないが、目前にそれが広がると人は息を飲んでしまう、ということを初めて経験した。

gunkanjima2

旅行が終わってから、改めてそれにまつわる数冊の本を読んでみた。遡ること江戸時代、佐賀藩から始まった軍艦島の歴史は昭和49年に幕を閉じる。たくさんの優良な石炭を算出した炭鉱の島は、戦前の日本における産業を後押しし、戦後の復興に大いに貢献し、エネルギー資源を石油に求めた国の政策により終焉する。厳しい労働と200人を超える人柱があったことも事実である。gunkanjima3

感慨無量・・・胸一杯になるほど、しみじみ感ずること。感無量。 であるなら、この言葉に尽きる。

過去も現実も、私たちには知らない、触れない生き様がある。自分のまわりにあることがすべてではない、ということを強く感じた軍艦島訪問だった。

たまには、違う場所に身を置いて過去に目を向けて、引いたところから自分を見つめてみる…という事、大事だな…と感じた小旅行になりました。仕事から離れて、時々はこんな時間をこれからももてるように…願いつつ、日常に戻っています。

 

 

 

 

 

カテゴリー: つれづれの話。。。   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です